2016年4月19日火曜日

N.Y旅行記①

ロサンゼルスで行われたKOD 2016 world finalに参加し、その足でニューヨークまで行ってきました。
HIPHOPに携わっている人なら1度は行きたい、HIPHOPが生まれた街“ニューヨーク”。
19歳から憧れてましたがなかなか行く機会がなく、とうとう21年越しに行けるタイミングが来ました。
ニューヨーク行く事が決まってからは、ニューヨークに住んでた熊本の後輩BBOY・ナカノ、ニューヨーク在住の大阪出身LOCKダンサー・マヤやニューヨーク在住歴30年のナツノさんから情報収集し、さらに最近出版されたHIPHOPの視点からニューヨークを紹介したガイドブック“Wassap N.Y”
を参考に、いろいろ行きたい所をピックアップしました。
そんなヒップホップ聖地巡りの旅行記をお楽しみください。

N.Y1日目

ロサンゼルスから飛行機で5時間半、ニューヨークのJFK空港に夜の7時過ぎに到着。
そこからエアートレインと地下鉄を乗り継いで、今回お世話になるクィーンズ・ジャクソンハイツにあるゲストハウスへ。
ジャクソンハイツは西アジアや東南アジアからの移民が多いため、ゲストハウス付近にはインドレストランやタイレストラン、ハラール系レストランがたくさんあります。
カレー好きとしてはとても助かります(笑)

ここでニューヨーク在住のマヤと合流。
今回はマヤにいろいろナビしてもらう事になりました。
早速ナカノお勧めのインドレストラン“DERA”でディナーを取りながら、観光プランのミーティング。


ディナーは、個人的に好きなビーフニハリとナカノお勧めのチキンマクハニをナンとロティーでいただきました。
ボリューム満点でめちゃめちゃ美味しかった!
ニューヨークは日本の物価の1.5倍ぐらいですが、ここは日本と同じぐらいの金額なのでニューヨークでは安い方です。
チップ込みで1人15ドル(約1700円)ほど。

ディナーを終えて、ピックアップした場所をどう行ったら合理的かを決めてこの日は終了。
前日KODの打上げのため、ほぼ寝ないでニューヨークに来たので、即爆睡でした。

N.Y2日目
この日は朝からマヤと待ち合わせ、マンハッタンのハーレムにあるst.cecilia's churchへ。
ここはZIGGYのtoss it upのロケ地です。
ブレイキングをやる前は90sのいわゆるミドルスクールヒップホップを踊っていた僕は、このようなPVを良く見てました。
僕が若い時は、今のようにYouTubeはありませんでしたから、ダンスの情報やファッションはPVや先輩から回してもらうビデオが中心で数もあまり無かったので、何度も何度も見ていました。
その一つがZIGGYのtoss it up。
まさかそのロケ地に行けるとは!
撮影場所は教会でこの日は日曜日だったので、教会の前には人がちらほら居ました。そこで黒人のオバちゃんに、「教会に入らないの?入っていきなさい」と誘ってもらいましたが、時間があまり無かったのでPVを検証しロケ地の教会前で記念撮影してすぐに移動しました。

次に向かったのは、ブルックリンにあるmonroe stとmarcus garvey blvdの交差点です。
ここはブルックリンの黒人街で、ここに行くまでの景色が、僕が18〜20歳ぐらいによく見てたヒップホップのPVに出てくる街並みそのままでした。
この交差点はA TRIBE CALLED QUESTのoh my godのロケ地。
ここでPVを検証しながら撮影してると、皆不思議そうに僕等を見てました。
黒人街なので、僕等2人のアジア人以外はもちろん黒人。
「俺を写すなよ」って言う人がいて少しビビりましたが、その後気さくに挨拶して帰って行ったので一安心。
20年前だと、こうはいかなかっただろう。少し危険な匂いを残しつつも、ニューヨークがかなり安全になっていたのを実感しました。

その次に向かったのは、ブルックリンのhoyt-schermerhorn station。
ここの駅内でMICHEL JACKSONのbadが撮影されたそうです。
少し駅の構造が変わっていましたが、面影は残っていました。
控え目にマイケルポーズ(笑)

次は少しだけブルックリンにあるフルトンストリートモールへ。
ここはショッピングストリートで、服、靴、アクセサリーやオーディオ機器、コスメ用品やカフェなどがあり、賑やかでした。
hiphop系のグッズもありました。
沖縄の空港通り(ゲート通り)を大きくした感じでしたね。
BBOYとして欲しいBRONXグッズを探しましたが、あいにく見つかりませんでした。

それから1度ゲストハウスへ戻りました。

この日の午後に大阪の後輩BGIRLのコンとリサがゲストハウスへ到着。
彼女達はコロラド州のデンバーで行われたBGIRLバトルへ遠征した帰りでした。
たまたまスケジュールが近かったので、ニューヨーク行きにお誘いしました。
せっかくヒップホップ聖地巡りをするので、旅は道連れ!
2人と合流し、ジャクソンハイツでまずはランチ。
ここではチベットレストランへ。
僕はここでもターリー(カレーのセット)を注文。
少しボリュームが物足りなかったけど、美味しかった!

ランチを済ませて次に向かったのは、マンハッタンにあるlincoln centerへ。
ここは伝説のバトル“ロックステディークルー vs ダイナミックロッカーズ”が行われた場所。
写真家のHenry Chalfantが仕掛けたバトルで、人が集まり過ぎて全然見れなかったらしいです。このバトルは雑誌の表紙を飾り、新聞に取り上げられ、そして地元TV局で報道され、これをきっかけにロックステディークルーは脚光を浴びる事になったそうです。
映像はあまり残ってませんが、当時の写真はいくつかネットで見ることが出来ます。
写真で検証しながら記念撮影。
歴史を感じますね。

次の聖地へ行く前に、少しだけタイムズスクエアへ。
凄い電飾や電光パネルなど、噂通りの派手な街並みでした。
アメコミやディズニー、ユニバーサルのキャラクターがウロウロしてて、またそれが撮影してお金を要求してくる何とも雑なクオリティーで面白かったです。
普通に頭の部分の着ぐるみを脱いでて中身がオバちゃんだったり、もっとじっくり見たかったけど足を止めるとたかってくるのでゆっくり見れませんでした
(笑)
次に向かったのは、同じマンハッタンにあるhappy worrior playground。
当時ロックステディークルーが練習していた場所で、ブレイキング界ではrock steady parkと呼ばれています。90年代まではロックステディーアニバーサリーはここで行われていたそうです。
写真で検証しましたが、少し園内の構造が変わっていたのか?練習場所の位置関係は特定する事が出来ませんでした。
インスタグラムでUPした後、あのケンスイフトから「my block」とコメントが入りました。ケンの地元だったんですね。

次に向かったのはriverside parkにあるdinosaur playground。
ここは映画“WORRIORS”の最初のギャング団の集会シーンのロケ地です。
思ったより狭かったのが印象的でした。
そして、そこから川沿いに15分ほど歩いた111丁目付近にあるバスケットコートへ。
ここは映画“WILD STYLE”の宣伝用の素材を撮影した場所。
もちろん、当時のグラフィティーは残っていませんでした。
後から画像検証しましたが、実際には僕等が撮影した所は当時の撮影現場より30メートルほどズレていました。惜しいかった(涙)

この日の予定はここまで。
帰りにもう1度タイムズスクエアに寄りそこでディナー。

タイムズスクエアで有名なDARAS BBQへ。
ここはステーキとハンバーガーとカクテルが有名なレストラン。

ここでハンバーガーとお酒で乾杯!
さすがハンバーガーの本場アメリカ。ボリューム満点で美味しかった!
ショットやビール瓶がそのまま盛ってあるカクテルは珍しかったですね。
クタクタになりながらも2日目終了。

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