2016年4月30日土曜日

N.Y旅行記③

ニューヨーク4日目

この日はマヤが仕事だったので、コン、リサ、僕の3人で普通の観光&ショッピングをしました。

出発しようと外を見たら、まさかの大雨。テンション落ち気味でしたが、とりあえずご飯を食べながら様子を見る事に。

かなり早いランチでしたが、初日に行ったDERAへ。

オープンからお店に入り、カレーはオクラのベジタブルカレーとチキンマクハニ、主食にガーリックナンとロティ、パラタ。

やはりどれも美味しかった!

それからまずはsohoへ。

sohoのstussyでリサが買物。やはり日本で買うよりかなり安いようでした。


そこから小さいデリ(商店)で日本へのお土産を買い、次に向かったのは初日に僕だけ行ったブルックリンのフルトンストリートモールへ。
ここでも3人それぞれTシャツやキーホルダー、コスメなどお土産を購入。

ただ、ニューヨークで有名な格安のhiphopウェアが売ってるDR.JAYSではあまり時間を費やせず。
何か買えば良かったな(汗)

そうこうしてる内に天気が回復したので、自由の女神を見にsouth ferry駅へ向かいました。
そこからフェリーでステタンアイランドへ。
ステタンアイランドへは20分ほどで到着ですが、その航路中、船上から自由の女神が見れます。
少し遠かったけど。
ステタンアイランドで軽くランチを食べて、またsouth ferry駅へ引き返しました。

それからマンハッタンとブルックリンを繋ぐブルックリンブリッジを見るために、ブルックリン側のDUNBOへ。
レンガ作りの趣のあるブルックリンブリッジの向こう側に、マンハッタンの摩天楼が見えるロケーション最高でした!
ゆっくりしてて気持ち良かったですね。

それから、ニューヨーク在住30年の大先輩“NAATSY”ことナツノさんとディナーのため、タイムズスクエアへ。

ナツノさんは、一時期ROCK STEADY CREWのメンバーでもあり、あのJAM ON THE GROOVEにも出演されていたようです。
その他にもMR WIGGLESやKEN SWIFTの昔のビデオを撮影した人らしく、なかなか日本にはナツノさんの情報は入って来なかったのですが、かなりいろいろな経験をされていて、とても興味深い話をたくさんしてくれました。

そんなナツノさんにメキシカンレストラン“Arriba Arriba”に連れて行ってもらい、メキシカンディナー!
途中で関東ポッパーのオバも合流。メキシカンも最高でしたね。何でも美味しかった!
メキシカンを食べた後は、ニューヨークでROCK STEADY CREWとして活動する傍ら、ニューヨークで高級焼鳥店“鳥心”で店長をしてるATSの元へ。
突然の訪問だったので、僕もビックリでした。
ATSと間接的にコンタクトは取ったものの、なかなかスケジュールが合わなくて会えそうになかったので、ここで会えて良かった。

そして、ATSのお店のバーカウンターを任されているテツさんは、何とBEBOPCREWのススムさんの後輩で、僕もススムさんにはとてもお世話になったので、ススムさん話で盛り上がりました。とても良い出会いでした。
※トイレを見るとその店のクオリティーがわかります。落ち着きのあるお香の香りがする素晴らしいトイレでした。

そしてさらにそこからカラオケへ。

そのカラオケにも日本からニューヨークへダンス修行で来ている子が働いていたりと、たくさんの日本人で楽しいひと時を過ごしました。

皆さん良くしていただいて、本当にありがとうございましたm(__)m

帰りはかなり酔ってたので、ゲストハウスの駅を3駅ほど間違え、そのまま3駅徒歩で帰りました(笑)
どれくらい歩いたか覚えてない(笑)
そして、ジャクソンハイツ駅前で又してもチキンオーバーライスを買って帰り就寝です。

2016年4月21日木曜日

N.Y旅行記②

ニューヨーク3日目

この日も聖地巡り。
まずはニューヨークで有名なシェイクシャックハンバーガーで少し早めのランチ。
最近東京にも進出したようですね。
ここでshroom burgerを注文。キノコのカツがパティになってて面白い味でした。個性的で美味しかったです!

そして、最初に向かったのはサウスブロンクス!
メッカ中のメッカです。
149st駅で降りた瞬間、少し街の雰囲気が他と違う。
サウスブロンクスもかなり安全になったとは言え、少し危ない雰囲気ありました。
そこからgrand concourse沿いに北に進むとすぐにbronx walk of fameが見えてきます。
ブロンクス出身の著名人のプレートが等間隔であります。
他にもクールハークやグランドマスターフラッシュ等のhiphopレジェンドの名前があったようですが、いくつかは無くなってるようでした。風が強い日に飛ばされたのかな?

そのまま北に上がりヤンキースタジアムの外観を少しだけ見てこことはサヨナラ。
バスに乗り本命の場所へ。

そうです。1520sedwik avです。
ここは当時、DJクールハークが住んでいて、ハーク(詳しく言うとハークの妹さん)が初めて行ったブロックパーティーの場所で、いわゆるヒップホップ発祥の場所です。この建物からヒップホップは始まったんですね!
1度は絶対訪れたかったので、行けて本当に良かった!

それから少し離れた駅まで移動。
ニューヨークではまだまだグラフィティーがあちこちに残ってます。

それからWest 18th Streetの515にあるROXY跡地へ。
ここは映画“ビートストリート”のニューヨークシティーブレイカーズとロックステディークルーの名バトルシーンのロケ地です。
(※バトル1発目のパワフルペクスターのウインドミル→バックスピンからのこのポーズがたまりませんね)
世界1有名なバトルシーンです。見たことないBBOY/BGIRLは必ず見てください!
このシーンで、hiphopの名付け親アフリカンバンバータもソウルソニックフォースと共に出演しています。
もう建物自体は閉まっていて、住所も511になっていました。当時の住所は10-18だったそうです。中に入れたらもっと最高だったな。

それからニューヨークに遊びに来てたシーちゃんと合流。
次に目指すはeast river amphitheater。そうです、画像で気付いた人もいると思いますが、映画“ワイルドスタイル”のエンディングシーンのロケ地です。
グラフィティーはもちろん、いろいろなくなってはいますが、ステージは当時のままありました。
ここでダブルトラブルがラップしてケンスイフトやクレイジーレッグス、ウィグルスが踊ってましたね。
ここもまだ残っているうちに行けて良かったです。

日が落ちて小腹が空いたので、駅に戻り駅近のピザ屋でディナー。
ニューヨークではピザはテッパンらしいです。
出来たてで美味しかった!

そして最後に57st stationへ。
ここはビートストリートの地下鉄でのアップロックシーンのロケ地です。遠目からのシーンがあったので、行けばすぐにこの駅だとわかります。
現地でそのシーンを見ながら、動線を辿って検証しました。ここも感動しましたね。
ちなみに、このシーン見てムートンコート買いました(笑)

帰りにジャクソンハイツ駅の近くにあるベンダー(移動式屋台)のsammy's haral foodでチキン(マトンも選べる)オーバーライスを購入。

もし夜中にお腹が空いて起きたら食べるつもりだったのですが、帰って味見したらめちゃめちゃ美味しく、ついつい全部食べてしまいました(笑)
3日目終了です。

2016年4月19日火曜日

N.Y旅行記①

ロサンゼルスで行われたKOD 2016 world finalに参加し、その足でニューヨークまで行ってきました。
HIPHOPに携わっている人なら1度は行きたい、HIPHOPが生まれた街“ニューヨーク”。
19歳から憧れてましたがなかなか行く機会がなく、とうとう21年越しに行けるタイミングが来ました。
ニューヨーク行く事が決まってからは、ニューヨークに住んでた熊本の後輩BBOY・ナカノ、ニューヨーク在住の大阪出身LOCKダンサー・マヤやニューヨーク在住歴30年のナツノさんから情報収集し、さらに最近出版されたHIPHOPの視点からニューヨークを紹介したガイドブック“Wassap N.Y”
を参考に、いろいろ行きたい所をピックアップしました。
そんなヒップホップ聖地巡りの旅行記をお楽しみください。

N.Y1日目

ロサンゼルスから飛行機で5時間半、ニューヨークのJFK空港に夜の7時過ぎに到着。
そこからエアートレインと地下鉄を乗り継いで、今回お世話になるクィーンズ・ジャクソンハイツにあるゲストハウスへ。
ジャクソンハイツは西アジアや東南アジアからの移民が多いため、ゲストハウス付近にはインドレストランやタイレストラン、ハラール系レストランがたくさんあります。
カレー好きとしてはとても助かります(笑)

ここでニューヨーク在住のマヤと合流。
今回はマヤにいろいろナビしてもらう事になりました。
早速ナカノお勧めのインドレストラン“DERA”でディナーを取りながら、観光プランのミーティング。


ディナーは、個人的に好きなビーフニハリとナカノお勧めのチキンマクハニをナンとロティーでいただきました。
ボリューム満点でめちゃめちゃ美味しかった!
ニューヨークは日本の物価の1.5倍ぐらいですが、ここは日本と同じぐらいの金額なのでニューヨークでは安い方です。
チップ込みで1人15ドル(約1700円)ほど。

ディナーを終えて、ピックアップした場所をどう行ったら合理的かを決めてこの日は終了。
前日KODの打上げのため、ほぼ寝ないでニューヨークに来たので、即爆睡でした。

N.Y2日目
この日は朝からマヤと待ち合わせ、マンハッタンのハーレムにあるst.cecilia's churchへ。
ここはZIGGYのtoss it upのロケ地です。
ブレイキングをやる前は90sのいわゆるミドルスクールヒップホップを踊っていた僕は、このようなPVを良く見てました。
僕が若い時は、今のようにYouTubeはありませんでしたから、ダンスの情報やファッションはPVや先輩から回してもらうビデオが中心で数もあまり無かったので、何度も何度も見ていました。
その一つがZIGGYのtoss it up。
まさかそのロケ地に行けるとは!
撮影場所は教会でこの日は日曜日だったので、教会の前には人がちらほら居ました。そこで黒人のオバちゃんに、「教会に入らないの?入っていきなさい」と誘ってもらいましたが、時間があまり無かったのでPVを検証しロケ地の教会前で記念撮影してすぐに移動しました。

次に向かったのは、ブルックリンにあるmonroe stとmarcus garvey blvdの交差点です。
ここはブルックリンの黒人街で、ここに行くまでの景色が、僕が18〜20歳ぐらいによく見てたヒップホップのPVに出てくる街並みそのままでした。
この交差点はA TRIBE CALLED QUESTのoh my godのロケ地。
ここでPVを検証しながら撮影してると、皆不思議そうに僕等を見てました。
黒人街なので、僕等2人のアジア人以外はもちろん黒人。
「俺を写すなよ」って言う人がいて少しビビりましたが、その後気さくに挨拶して帰って行ったので一安心。
20年前だと、こうはいかなかっただろう。少し危険な匂いを残しつつも、ニューヨークがかなり安全になっていたのを実感しました。

その次に向かったのは、ブルックリンのhoyt-schermerhorn station。
ここの駅内でMICHEL JACKSONのbadが撮影されたそうです。
少し駅の構造が変わっていましたが、面影は残っていました。
控え目にマイケルポーズ(笑)

次は少しだけブルックリンにあるフルトンストリートモールへ。
ここはショッピングストリートで、服、靴、アクセサリーやオーディオ機器、コスメ用品やカフェなどがあり、賑やかでした。
hiphop系のグッズもありました。
沖縄の空港通り(ゲート通り)を大きくした感じでしたね。
BBOYとして欲しいBRONXグッズを探しましたが、あいにく見つかりませんでした。

それから1度ゲストハウスへ戻りました。

この日の午後に大阪の後輩BGIRLのコンとリサがゲストハウスへ到着。
彼女達はコロラド州のデンバーで行われたBGIRLバトルへ遠征した帰りでした。
たまたまスケジュールが近かったので、ニューヨーク行きにお誘いしました。
せっかくヒップホップ聖地巡りをするので、旅は道連れ!
2人と合流し、ジャクソンハイツでまずはランチ。
ここではチベットレストランへ。
僕はここでもターリー(カレーのセット)を注文。
少しボリュームが物足りなかったけど、美味しかった!

ランチを済ませて次に向かったのは、マンハッタンにあるlincoln centerへ。
ここは伝説のバトル“ロックステディークルー vs ダイナミックロッカーズ”が行われた場所。
写真家のHenry Chalfantが仕掛けたバトルで、人が集まり過ぎて全然見れなかったらしいです。このバトルは雑誌の表紙を飾り、新聞に取り上げられ、そして地元TV局で報道され、これをきっかけにロックステディークルーは脚光を浴びる事になったそうです。
映像はあまり残ってませんが、当時の写真はいくつかネットで見ることが出来ます。
写真で検証しながら記念撮影。
歴史を感じますね。

次の聖地へ行く前に、少しだけタイムズスクエアへ。
凄い電飾や電光パネルなど、噂通りの派手な街並みでした。
アメコミやディズニー、ユニバーサルのキャラクターがウロウロしてて、またそれが撮影してお金を要求してくる何とも雑なクオリティーで面白かったです。
普通に頭の部分の着ぐるみを脱いでて中身がオバちゃんだったり、もっとじっくり見たかったけど足を止めるとたかってくるのでゆっくり見れませんでした
(笑)
次に向かったのは、同じマンハッタンにあるhappy worrior playground。
当時ロックステディークルーが練習していた場所で、ブレイキング界ではrock steady parkと呼ばれています。90年代まではロックステディーアニバーサリーはここで行われていたそうです。
写真で検証しましたが、少し園内の構造が変わっていたのか?練習場所の位置関係は特定する事が出来ませんでした。
インスタグラムでUPした後、あのケンスイフトから「my block」とコメントが入りました。ケンの地元だったんですね。

次に向かったのはriverside parkにあるdinosaur playground。
ここは映画“WORRIORS”の最初のギャング団の集会シーンのロケ地です。
思ったより狭かったのが印象的でした。
そして、そこから川沿いに15分ほど歩いた111丁目付近にあるバスケットコートへ。
ここは映画“WILD STYLE”の宣伝用の素材を撮影した場所。
もちろん、当時のグラフィティーは残っていませんでした。
後から画像検証しましたが、実際には僕等が撮影した所は当時の撮影現場より30メートルほどズレていました。惜しいかった(涙)

この日の予定はここまで。
帰りにもう1度タイムズスクエアに寄りそこでディナー。

タイムズスクエアで有名なDARAS BBQへ。
ここはステーキとハンバーガーとカクテルが有名なレストラン。

ここでハンバーガーとお酒で乾杯!
さすがハンバーガーの本場アメリカ。ボリューム満点で美味しかった!
ショットやビール瓶がそのまま盛ってあるカクテルは珍しかったですね。
クタクタになりながらも2日目終了。